旭町小学校100年の歩み
旭町小学校 現校舎時代 56周年~80周年
新校舎となり、児童も先生も、わくわくドキドキ。
先輩方が築いてくれた良き伝統とともに、旭町小学校の新たな歴史がスタート。
1977年~2002年(昭和52年~平成14年)
旭町小学校 現校舎時代 56周年~80周年
旭町小学校 落成式
- 昭和52年2月26日
- 旭町小学校落成式
昭和52年2月26日の落成式によって、松本市を代表する近代的校舎が完成しました。石油危機という世界的な経済変動の中での工事でありましたが、市当局・地元関係者のご尽力により、計画通り竣工することができました。
体育館で落成式が行われました
新しい学び舎
新しくなった校舎に、児童も先生も、わくわくドキドキ。
新しい校舎とともに、旭町小学校の新たな歴史がスタート。
- 新校舎(正門より)
- 新しい体育館
開校60周年記念
- 昭和58年11月6日
- 60周年記念式典および、祝賀会を開催
60周年を記念して、旭町小学校沿革誌を発刊
- 60周年記念沿革誌
- 正面からの記念写真
育ちゆく児童会
児童会行事や付属小学校との交流会では、児童自らが計画を立て準備をし実行します。
町別子ども会では、夏には「ぼんぼんと青山様」、冬には「三九郎」を先輩から受け継いで続けています。
全校の総意で活動する児童会では、みんなでよく話し合って実行に移します。
- 付属小学校との交流会
- 夏休み「ぼんぼんと青山様」
- 児童総会
- 委員会での話し合い
1人ひとりの良さを活かして
楽しい生活科
指導要領改訂に伴い、平成3年度より新しい学力観に基づき新設された「生活科」。
1・2年の「牛乳パックでつくるいかだ」や、4年の「長野見学 善光寺」、6年の「修学旅行・潮干狩り」など、楽しく生き生きとした学習が展開されています。
- 初任者研修のための
生活科公開授業 - 6年 修学旅行・潮干狩り
体験学習
生きて働く力を育むため、様々な体験学習が行われています
体験学習により、子どもたちが生き生きと輝き、自立の力が育っています。
学校週5日制が平成4年度から取り入れられ、月の第2学校と、家庭・地域との連携がより大切になってきています。そのような背景から、社会体育がますます重要視されています。
- 5年 理科「植物の育ち方」
田植えの体験 - 6年 地層見学
「化石さがし」
読書で育む心
自ら読書生活を楽しむ子ども
平成3年10月18日と19日に「第41回長野県図書館大会」が旭町小学校で開催されることを機に、物の豊かなこの時代に忘れがちな「心の豊かな子どもの育成」と、生涯学習に結びつく「資料活用能力の育成」を目指して、研究および発表を行いました。
研究や発表会をきっかけに、読書に対する子どもたちの意欲も高まり、職員室前の学校図書館は、朝・業間・授業中・放課後など、たくさんの子どもたちに利用されています。しんと静まった館内には、本に没入し、ひたすら読書を楽しむ子どもたちの姿があります。
子どもたちに人気の学校図書館
地域指導者招へい事業
地域で活躍しているその道の専門家をお招きして、お話をお聞きしたり技術を教えていただきました。
未知の世界のお話に、子どもたちも興味津々。普段聞けないお話に、大きな刺激を受けました。
- 英語にふれる
- 大学教授を招き宇宙講義
職員研修の充実
地域の文化財について、詳しい先生をお招きして研修会を開きました。普段何気なく見ていたものにも由来があり、歴史が刻まれていることを実感。
また、別の研修では、教育現場でコンピューターをどのように活かせるのか、教員同士意見交換をしながら、有効活用のための研修を行ったり、さらに別の研修では、職員文集の発刊を行ったり、様々な研修を行っています。
- 地域の文化財の研究
「松本城の歴史を知ろう」 - コンピューターの
有効活用の研修
子どもの姿に学ぶ
「一人ひとりの良さを伸ばす指導のあり方」を求めて、教材研究、児童の見とり、指導法の研究が教科に分かれて進められました。時には、研究授業も開催されました。
環境教育
毎日の清掃活動
環境教育の一環として、中庭の池そうじや、花壇の手入れ、草取り、教室の雑巾がけなど、毎日の清掃活動を積極的に実施。
清掃の際に使用していた「働き缶」は、昭和59年7月ごろ、西尾 源生先生が作られたもので、給食センターからいただいた缶に穴を空け、太い針金の握りをつけ手づくりしたもので、草入れ、水入れ、石やゴミ入れなどとして、大活躍しました。
- 中庭の池の掃除
- 花壇の手入れ
- 働き缶を使って草とり
- 教室の雑巾がけ
開校70周年記念
- 平成5年11月10日
- 70周年記念式典・音楽会開催
- 平成5年12月25日
- 70周年記念誌発刊
70周年を記念して、記念式典および、記念音楽会が開催されました。
また、70年間の集大成として、「写真でふりかえる旭町小学校70年のあゆみ」をテーマに、70周年記念誌を制作。学校関係者ならびに、記念誌委員の皆様の多大なるご尽力のおかげで、大正・昭和初期、カメラを持っていることが珍しい時代でありながら、創立後、70年の間に卒業した卒業生の記念写真をすべて集めて掲載するという偉業を成し遂げることができました。
また、写真だけでなく、記念誌の内容もとても素晴らしく、旭町小学校の生い立ちから、70周年にいたるまでの間に起きた出来事を、こと細かく掲載。後世に語り継がれる、渾身の記念誌が誕生いたしました。
70周年記念誌
国際室の開設
- 平成5年11月30日
- 松本市内で初の「国際室」を開設
開校70周年事業の一環として、子どもたちが広く世界に目を向けられるように、国際室を開設しました。
天井に万国旗が飾られた教室内には、世界169カ国の人口・言語・人種・民族・宗教・資源・産業・政治・文化・気候・通貨など、さまざまなデータが保管されたコンピューターを設置。
コンピューターを通して各国の様子を調べることができるといった、当時としては画期的な取り組みで、地元新聞社にも取り上げられました。
こだわりが詰まった教室には、各国の在日大使館等の協力を得て53カ国から取り寄せた案内書や、海外から送られてきた子どもたちの作品、各種書籍、写真、風物などを展示。
「学校にいながら、世界旅行が楽しめる!」と、子どもたちにも好評で、先生・保護者の協力のもと、大変素晴らしい記念事業をつくることが出来ました。
- コンピューターを使って、
各国の様子を調べる子ども - 国際室
- 各国の少年・少女の絵や
写真を展示 - 各国の在日大使館等の
協力を得て、53カ国から
取り寄せた、案内書を展示
「30人31脚」県大会新記録で全国大会出場
平成15年「クラス全員でギネス世界記録を作ろう!」をテーマに行われた、小学生クラス対抗30人31脚50メートル走において、当時の県大会新記録を更新。
クラス一丸となって、全国大会出場の切符を獲得しました。
プロ野球日本ハムの上田選手が来校
平成10年12月21日に、プロ野球日本ハムの上田選手に来校いただき、交流を行いました。プロ野球選手と直接触れ合えるということで、児童も大興奮。交流後は、上田選手に花束を贈呈しました。
- 日本ハム上田選手来校
- 交流後、花束を贈呈
とことん講座
- 平成13年
- とことん講座発足
とことん講座は、3年生から6年生を対象に「やりたいことをとことん追求してみよう!」という目標のもと、平成13年に発足した特別活動です。子供たちの希望をもとに講座が決められ、先生方が顧問を務めています。
現在も続く活動は、子どもたちの自主性を高めるとともに、異年齢との関わりや地域との関わりを通じ、子どもたちの豊かな心を育む場として、より良い学校づくりの一翼を担っています。
開校80周年記念
- 平成14年10月26日
- 80周年記念式典開催
- 平成15年2月
- 80周年記念誌発刊
「きよらかな夢を未来へつなげよう」を記念式典のテーマに掲げ、先生をはじめ、多くの皆様のご協力のもと、80周年記念式典を行いました。また、記念事業として、西門周辺の整備、南庭の整備、池の整備を行いました。
さらに、80年間の集大成として、80周年記念誌も発刊。「親しめる記念誌」になるようにとの想いを込め、多くの皆様のご協力のもと、大変素晴らしい記念誌を制作することができました。
80周年記念誌
- 旭町小学校のロゴマークを
表現した航空写真 - 西門柱の幅を拡張