メッセージ

旭町小学校100周年
おめでとう!

松本市長様ならびに、旭町小学校にゆかりのある皆様から、
たくさんのメッセージを頂戴いたしました。

ご執筆を頂いた臥雲松本市長様はじめ、旭町小学校にゆかりのある皆様、
大変お忙しい中、寄稿くださり、ありがとうございました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

お祝い

松本市長

臥雲 義尚

旭町小学校創立100周年を祝して

旭町小学校の創立100周年を、心からお祝い申し上げます。これまで地元の学校に限りない信頼を寄せ、ご支援いただいた保護者をはじめ地域の皆様に、深く感謝いたします。

「花いっぱい運動の発祥の学校」の記念碑が建つ、旭町小学校正面の中庭には、全校で大切に育てている伝統の花壇、校章にも使われている松、長野県の形をした池があり、学校を訪れる人々を迎えてくれます。

松本市は、「子どもが主人公」のまちを目指すことを新たな教育大綱に掲げ、予測困難な時代に生きる子どもたちが、自ら未来を切り拓く力を身につけられるよう、多様な人たちとの交流や体験を積み重ねていける環境づくりを進めています。

旭町小学校の子どもたちは、信州大学医学部附属病院の院内学級や松本盲学校との交流、休み時間に地元の皆さんと交流する「あさひカフェ」、地域の方から学ぶ「お仕事ゼミ」の活動を通して、多様な人たちと関わり、様々な価値に触れています。

100周年を節目として、学校と地域がさらに一体となって子どもたちの健やかな成長を支え、旭町小学校の伝統が受け継がれていくことを願っています。

令和2年度~令和3年度
旭町小学校 校長

大久保 和彦

コロナ禍で感じた「旭町の底力」

松本市立旭町小学校が創立100周年を迎えられますことに、心からお祝い申し上げます。

私が赴任した令和2年4月は新型コロナウイルス感染症の第1波を受け、全国一斉臨時休業措置がとられた直後のことでした。その後の2年間は、コロナ禍の中で、保護者、地域の皆さんと連携し、いかに子どもたちの「学びの機会」を充実していくか、その創意と工夫の日々だったといえるでしょう。「できることを精一杯やろう」を合言葉のように交わしながら、その時その時の課題に向き合いつつ、数々の「学びの場」を実現いただきました。また、新しい日課、2学期制、あさひカフェの導入など、コロナ禍を超えて未来に目を向け、思い切って改善できたことも数多くあります。

このような学校の挑戦に、保護者・地域の皆さんには本当に大きなご協力と応援をいただきました。子どもを真ん中に、心を一つにして力を合わせることができる「旭町の底力」を深く感じることができた、幸せな2年間でした。

平成27年度~令和元年度
旭町小学校 校長

鏡味 洋子

百年先も

「先生見て。今日の山はとってもきれいだよ」駆け寄ってきたAさんが教えてくれました。遠くには朝日に輝く常念岳が見えます。「ほんとだね」私はこのような何気ない子どもとの会話が好きでした。感性豊かで探究心旺盛な旭町小学校の子どもたちと過ごした五年間は多くの皆様の想い出とともにあります。

学校のことをいつも気にかけてくださり、通学路の見守りや体験活動では「子どもたちから元気をもらっている」と共に楽しんでおられた地域の皆様。日々の暮らしの中で思いやりの心を育んでくださった保護者の皆様。そして、労を惜しまず子どもたちと共に汗を流し子どもに寄り添い続けた先生方。このような恵まれた環境の中で、子どもたちは安心して院内学級や盲学校など多くの友だちとつながり、真の助け合いや仲間づくりを身につけていきました。

多くの皆様のお支えにより百周年を迎えた旭町小学校が、『百年先』も子どもたちが穏やかな日常の中に身を置き、伸び伸びと生活できる学校でありますように心から祈ります。

平成25年度~26年度
旭町小学校 校長

田野口 弘

二年間の思い出

旭町小が創立百周年を迎えるこことなり、誠におめでとうございます。

私がお世話になった二年間は校舎改築、コミュニティスクールの立ち上げ、などがあり、あわただしく過ぎたような気がします。校舎改築では、校庭の東側にプレハブ校舎を建て低学年は高学年棟へ移り、職員室と特別教室はプレハブに移り、年度末に元へ戻るという大変な状況でした。その引っ越しでは、職員ばかりでなく、PTAの方々もお手伝いしてくださり、大変助けられた思いがしました。

また、コミュニティスクール立ち上げではPTA会長さんを初めとする役員さんや城北・安原両公民館長さんらの協力で「旭町小学校応援団」が成立し、学校と保護者と地域が一つになり新しい学校のすがたを形作ることができました。

伝統的に行ってきた盲学校や院内学級との交流も大切にして更なる発展を願っています。

メッセージ

長野県議会議員
旭町小学校100周年実行委員会 会長

本郷 一彦

開校100周年に寄せて

松本市立旭町小学校100周年記念式典が挙行されますことに対し、心からお慶び申し上げます。
この100年という歴史の中で多くの卒業生がそれぞれの分野で活躍をされていることは、旭町小学校の教育理念の反映でもあります。

江戸時代を例に挙げれば、当時の日本社会の極めて質の高い教育的成熟が、江戸時代300年の柱であり、また明治の近代教育はトインビー博士が指摘したごとく、世界史の中の奇跡と高評価を得ております。

現在の教育界は幾多の課題が山積しておりますが、新しい文明が始まりつつある今日、真の価値観を洞察し新たな教育のベクトルによる教育改革が必要と思われます。そうした状況下において教育の基盤である小学校教育の6年間は、極めて重要な位置づけにあり、大切なことは教育理念の実践であります。

これからも当校の良質な伝統が継続され、松本を代表する旭町小学校として、一層ご発展されることを心から祈念申し上げます。

令和4年度
旭町小学校 校長

髙野 毅

100周年を迎えるにあたって

本校は大正11(1922)年、松本尋常高等小学校旭町部としてこの地に創立以来、今年で100周年を迎えました。

西に北アルプスを望み、東に女鳥羽川のせせらぎの聞かれる豊かな教育環境のもとで育ち、巣立った多くの卒業生が各方面で活躍されていることは、誠に喜ばしい限りであります。

100周年の節目となる特別な年に学ぶ私たちは、この記念の年に在籍できることを誇りと感じると共に、地域の皆様の旭町小学校へ寄せる思いと、これまで多くの卒業生や保護者、先生方が願い、努力し、創りあげてこられた輝かしい伝統を忘れてはなりません。

特にこの学校を水端とする「花いっぱい運動」は、広く全国に展開されました。花のように輝く子どもたちの笑顔はこれまでも、そしてこれからも地域の方々の希望であります。これまでの伝統を次世代につなぎ、力強く歩み続ける旭町小学校の新たな100年が、今、スタートしようとしています。関係各位のご理解の元、これまでと変わらぬお力添えを頂ければ幸いです。

終わりに、100周年記念事業の推進に当たりましては市当局、本郷実行委員会会長様、小山実行委員長様をはじめ、実行委員会の皆様に大変ご尽力をいただきました。その他100周年行事、事業に保護者の皆様はじめ卒業生並びに地域の方などからお寄せいただいた多くのお力添えに感謝申し上げ、あいさつといたします。

令和4年度
旭町小学校 児童会長

山ノ内 美音

旭町小学校の伝統を未来へつなぐ

旭町小学校には「花いっぱい運動」と「あいさつマラソン」の伝統があります。

「花いっぱい運動」とは、戦後の昭和27年に当時旭町小学校の教員だった小松一三夢先生によって始められ、全国各地へ広がっていきました。旭町小学校では今も花を大切にし、FBC(フラワーブラボーコンクール)にも参加しています。

「あいさつマラソン」とは、旭町小学校が大事にしている、あいさつを取り入れた校庭と中庭で行うマラソンです。少し距離が長く大変なのですが、毎年開催されるマラソン記録会の体力づくりにも役立つのでみんながんばっています。

今年100周年を迎えた旭町小学校、今年度は、「100年間積み重ねた努力で笑顔の花を咲かせよう」の全校スローガンのもと、さまざまな活動や行事に取り組んできました。地域の方々、保護者の方々に支えられて歩んできた旭町小学校を、これからの未来に受け継いでいきたいと思います。

旭町小学校創立100周年記念事業
実行委員会 委員長

小山 修

100年後の未来に向けた一歩を共に

今回の記念事業として、50年前に記念事業として造成された池を今後も有効利用していく為の修繕と、これまでの記念誌に加え、今後新たなページを積み重ねていく土台となる、ホームページの制作を致しました。

創立から現在に至るまで、教育の現場を支え、数多の卒業生を育んできた、教職員、保護者、地域や教育行政に関わる方々の志と尽力に想いを馳せ、その歴史を新たに始まる未来へと繋いでいく。

今回の事業がその一助となれば幸いです。

令和4年度
旭町小学校PTA会長

加戸 雄二郎

PTA活動を次の100年に繋げるために

このたびは、旭町小学校創立100周年おめでとうございます。無事、この日を迎えることができたのは、学校関係者、保護者、地域の方々の継続的なご協力があってこそだと思います。保護者を代表してお礼申し上げます。
また、コロナ禍にも関わらず、記念式典開催にご尽力いただいた実行委員会の皆様にも重ねて感謝申し上げます。

さて、この100年という月日には家族のあり方(核家族化、ひとり親・共働き世代の増加、出生率の減少等)に大きな変化がありました。児童の学校生活を支えるPTA活動についても時代に即した形で変化していく必要があると考え、今年度のPTA活動については、100年と言う節目とコロナ禍が相まったことから、“PTA活動のスリム化”を掲げています。

「児童が心身ともにすこやかに成長するための一助」と言う活動目的は変わりませんが、次の100年に繋げるため、今まで以上に前向きにご協力いただけるよう新たなPTA活動を模索する第一歩となればと考えています。
引続きPTA活動へのご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

この節目に保護者として立ち会えたことを本当に嬉しく思います。
このたびは誠におめでとうございます。